死を見つめる〜ガン緩和ケア①

萬田先生の講演会を映像をみながら聞いてきました。萬田先生はもともと外科医だったのですが、今は「いっぽ」という団体で人生の最後を迎える方に寄り添いご本人の意志を尊重した在宅ケアをされています。

患者さんが自分の人生の最期をどう迎えるか。患者さんご自身が決めて家族はなるべく寄り添い、萬田先生はサポート。

病院で苦しい辛い延命治療を受けていると抵抗して暴れたり、家族の負担にならないよう我慢されたりする方も少なくないみたいです。お家に帰れると大好きなお風呂にも入れ、飲みたい時に自由に水を飲み、皆んなで食事を楽しめます。

まだ20歳そこそこの青年は最期の時間をベッドに横たわりながら友達とお庭でバーベキュー大会を開き、形見分けにワイワイ盛り上がってました。

逝く方も見送る方も笑顔

寂しいとか後悔とか死なないでの言葉はなくて、お互いの感謝が充満している状況です。